
米保健福祉省所管の食品医薬品局(FDA)は4月22日、米国内の食品製造で石油系合成着色料の使用を禁止する政策を発表した。天然代替品に移行させる。
今回の発表内容は、具体的に6つ。
- 食品業界が石油系合成着色料を天然代替品に移行するための国家基準とスケジュールを確立する。
- 赤色3号は、これまで義務付けられていた2027年から2028年という期限よりも早く廃止するよう食品会社に要請する。
- シトラスレッド2号とオレンジBの許認可を今後数ヶ月以内に取り消すプロセスを開始する。
- 緑色3号、赤色2号、黄色5号、黄色6号、青色1号、青色2号を2026年年末までに食品での使用を廃止するための行動を業界と開始する。
- 今後数週間以内に4つの新しい天然着色料添加物を許認可する一方、その他の添加物の審査と認可を加速させる。
- 国立衛生研究所(NIH)と提携し、食品添加物が子供の健康と発育にどのような影響を与えるかについて包括的な研究を行う。
今回の決定に関し、ロバート・F・ケネディ・ジュニア保健福祉長官は、合成着色料は人体に有害であり、栄養価の利点もなく、子供たちの健康と発育にとってリスクがあると表明。欧州やカナダを先行事例とし、米国も追随すべきとの考えを示した。
転換する天然着色料について、FDAは、リン酸カルシウム、ガルディエリアエキスブルー、クチナシブルー、バタフライピー花エキス等の許認可審査を急ピッチで進めている。FDAはまた、ガイダンスを発行し、業界に規制上の柔軟性を提供するための措置も講じる。
【参照ページ】HHS, FDA to Phase Out Petroleum-Based Synthetic Dyes in Nation’s Food Supply
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