
食品世界大手スイスのネスレは4月23日、新興国及び発展途上国でアグロフォレストリーを72,000ha以上展開するプログラムを発表した。シンガポール食品大手オーラム・インターナショナルからスピンアウトした英食品原材料部門ofi(オラム・フード・イングリディエンツ)と協働する。
同プログラムは、ナイジェリア、コートジボアール、ブラジルで展開。合計約2万5,000人の農家を対象とし、今後5年間で、アグロフォレストリーと作物の残渣管理を導入し、温室効果ガス排出量を削減できる農業への移行を支援する。実施期間は30年間。ofiのAI搭載カーボンストック・モニタリング・ツールを活用してモニタリングを継続し、30年間で温室効果ガス排出量を150万t削減できる見通し。
ネスレは2009年に、持続可能なカカオ調達を100%にする計画「Cocoa Plan」を掲げ、すでに85.5%を達成。ofiも2019年に「Cocoa Compass」を策定し、2020年にカカオ生産の森林破壊モニタリング100%やトレーサビリティ100%を達成するとともに、2030年までの森林再生目標も掲げている。さらに、ネスレとofiは、持続可能なカカオ生産に関する15年間のパートナーシップをすでに締結しており、その一環として今後30年を見据えたアグロフォレストリー・プログラムが生み出された。
同プログラムに参画する農家には、低炭素型農業実践トレーニング、アフリカ地域サステナビリティ基準(ARS)やEUの持続可能なカカオ関連規制に関する研修、植林と森林管理に対する経済的インセンティブが受けられる。
【参照ページ】Nestlé and ofi launch global agroforestry partnership in largest collaboration yet
【画像】ofi
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