
中国再生可能エネルギー大手エンビジョン(遠景科技)は5月12日、ブラジル政府との戦略的提携を締結し、中南米初となるネットゼロ産業パークを開発すると発表した。ブラジルのルーラ・ダ・シルバ大統領の訪中中に、同社のレイ・チャン会長と会談し、調印式が行われた。
今回の発表では、持続可能な航空燃料(SAF)の生産を柱とし、完全なグリーン燃料バリューチェーン確立と、グリーン水素及びグリーンアンモニアの開発を進めるとともに、産業パーク内では、同社の再生可能エネルギーを活用する。「グリーンオイル」エコシステムを構築し、ブラジルのグリーン産業転換を加速させる。
エンビジョンは、「ネットゼロ産業パーク」モデルを提唱しており、最初に中国・モンゴル自治区南部オルドス市と提携し開発。世界経済フォーラムのイニシアチブ「Transitioning Industrial Clusters towards Net Zero」にも加盟している。
【参考】【国際】9工業地帯、世界経済フォーラムのネットゼロ・イニシアチブ加盟。日本からも初(2023年1月20日)
他にも、江蘇省、スペイン等で同モデルを地域の資源や産業の強みに合わせて展開。スペインのネットゼロ産業パークでは、グリーン水素の生産を柱としている。2024年7月には、物流世界大手独DHLと、中ロジスティクスソリューション、持続可能な航空燃料(SAF)、再生可能エネルギー、「ネットゼロ産業・物流パーク」の4分野で共同開発のパートナーシップを締結したと発表した。
【参考】【国際】DHLと中国エンビジョン、ネットゼロで戦略パートナーシップ締結。グローバル規模(2024年8月20日)
【参照ページ】Envision Announces Strategic Collaboration with Brazil to Power Green Oil Strategy with Net-Zero Industrial Park
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