
持続可能な発展を目指すグローバル企業団体WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)のCTIファッション・イニシアチブは6月4日、サーキュラーエコノミー・ガイダンス「サーキュラー・トランジション指標(CTI)」でアパレル業界セクターガイダンスの第2版を発行した。
CTIファッション・イニシアチブは、2023年6月に発足。WBCSD、VFコーポレーション、デロイト・スイスの3者が運営を主導。同イニシアチブは、WBCSDが開発したサーキュラーエコノミー度の測定指標ガイドライン「サーキュラー・トランジション指標(CTI)」を軸に、アパレル産業の開示指標や基準を策定している。アパレル業界ガイダンスの初版は2024年1月に発行されていた。
【参考】【国際】WBCSD、アパレルでのサーキュラーエコノミーイニシアチブ発足。CTIを軸(2023年6月30日)
同ガイダンスでは、アパレル業界のサーキュラーエコノミー化に向けたロードマップを定義。メリットとトレードオフを考慮し、十分な情報に基づいた意思決定を行うことを標榜。また、気候変動や生態系・生物多様性への影響を評価し、機関投資家や規制当局に不可欠なデータを提供することも求めている。
第2版では、EUの規制動向アップデート。また、様々なバリューチェーンのステークホルダーに合わせた指標、設計原則、データ戦略を提示した。サーキュラーデザインを定量化するための指標も再整理し、回収ポテンシャル割合と実際の回収率の2つを廃棄関連の指標として提示した。社会的インパクトの評価指標も追加した。
【参照ページ】A Model for Circular Business-Value: WBCSD Launches Updated Circular-Transition Guide to Drive Impact, Compliance, and Better Business in the Fashion and Textile Value Chain
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