
国際航空運送協会(IATA)は8月6日、持続可能な航空燃料(SAF)プログラム管理・運営を支援するChoooseとの提携を発表。同社が運営するプラットフォームを通じ、SAFプログラムを管理する航空会社が「IATA CO2 Connect」の温室効果ガス排出量データを企業・消費者に提供できるようになったと伝えた。
IATA CO2 Connectでは、航空会社70社以上の実際の航空機性能データを活用し、フライト別の排出量推定が可能。SAFに関連する排出量削減効果を反映できるようになっている。また、国際標準化機構(ISO)のISO14083の報告要件、旅客フライトの温室効果ガス排出量算定に関する推奨実務を定めたIATA RP 1726にも整合し、信頼性の高いデータを企業及び消費者に提供できている。
Choooseは2017年にノルウェーで創業。今回の提携により、Choooseと提携する世界の航空会社30社以上は、IATA CO2 Connectのデータを自社の温室効果ガス排出量計算に組み込むことが可能となった。これにより、出張等のスコープ3排出量報告や消費者の排出量の比較・判断の精度向上が期待されている。IATAが2025年4月に実施した調査では、旅行者の40%がフライトの温室効果ガス排出量を確認しており、排出量データに関する透明性に対する需要は高い水準にある。
IATAは、運航データに基づく唯一のフライト毎の温室効果ガス排出量の算定ツールとして同サービスの普及を加速する方針を掲げており、Choooseとの協業を同戦略の中核と位置づけている。ChoooseはIATAの戦略的パートナーシップ・プログラムのメンバーとして、業界標準の高度化と航空分野のカーボンニュートラル化支援イニシアチブへ参画してきた。
【参照ページ】Chooose Integrates IATA CO2 Connect Data into its Platform
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