
食品世界大手スイスのネスレは8月20日、これまで廃棄されてきたカカオの実をチョコレートフレークとして活用する技術を開発したと発表した。すでに特許を取得している。
従来、栽培されたカカオは、カカオ豆のみが使われており、果肉、芯(プラセンタ)、果皮を含むカカオの実の大部分は未利用のまま廃棄されていた。
ネスレが開発した新技術では、実の内部をそのまま自然発酵し、チョコレートの風味を抽出。その後、実をまるごと粉砕、焙煎、乾燥し、チョコレートを作るためのチョコレートフレークとして利用する。
同社は今回、気候変動により、カカオの収穫量の低下が予想される中、カカオ農家が収穫の潜在能力を最大限に引き出せるソリューションになると強調。現在はまだ試験段階だが、今後大規模活用に向けた開発をさらにすすめる。
【参照ページ】Revolutionizing cocoa production: Nestlé develops novel technique to get more yield from cocoa fruit
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