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【中国】CATL、リン酸リチウムバッテリー「神行プロ」発表。脅威の航続距離と充電速度

 EVバッテリー世界大手中国CATL(寧徳時代新能源科技)は9月7日、欧州の電気自動車(EV)市場向けに、初のリン酸鉄リチウム(LFP)バッテリー「Shenxing Pro(神行プロ)」シリーズを発表した。高い安全性、寿命、航続距離、充電速度を誇る。

 今回発表したのは、「神行プロ超長寿命・長距離バッテリー」と「神行プロ超急速充電バッテリー」の2つ。双方とも、CATL独自の「NP 3.0」技術を採用。熱暴走発生後も1時間以上の高電圧供給を維持。車両速度を保持したまま、ドライバーが危険区域から車両を冷静に離脱できるようにするとともに、炎や煙の発生を完全に防止できる。

 神行プロ超長寿命・長距離バッテリーは、世界初のLFPバッテリーとしてWLTP基準の航続距離で758km。寿命は12年/100万kmを達成した20万km走行後の劣化率はわずか9%で、欧州のリース市場に最適とした。

 神行プロ超急速充電バッテリーは、WLTP基準の航続距離478kmを実現し、わずか10分で充電可能。830kWの出力を発揮し、充電状態20%時でも時速100kmまでの加速をわずか2.5秒で達成。極寒環境下でも卓越した性能を維持し、マイナス20℃でも20分間の充電で410kmの航続距離を実現。最大10年/24万kmの保証付き。

 また、神行プロ・シリーズは、CATLのWaveセルを採用。肩部隆起設計と空間共有技術により、従来の方向制限を打破。冷却システムと固定装置を全方向から適用できるようにした。全方向振動抑制によりバッテリーパック剛性を25%向上、耐久性も2倍となった。セル設計でも驚異的な76%のパック体積効率を達成した。

 同社は今回、欧州でのEV普及は急速に進展していると評価。一方、高コスト、バッテリー寿命、航続距離の制限、充電インフラの不足、バッテリー安全性の課題がEV普及の障壁となっており、神行プロ・シリーズは同課題に対するソリューションになると強調した。

【参照ページ】CATL Launches Shenxing Pro, Europe’s Optimal Solution for E-Mobility at IAA Mobility 2025

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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