
世界経済フォーラム(WEF)は1月15日、第4次産業革命に適応した新たな「ものづくり」の新時代を構築するための協議体「グローバル・ライトハウス・ネットワーク」に、グローバル大手の23工場が新規加盟したと発表した。
【参考】【国際】世界経済フォーラム「グローバル・ライトハウス・ネットワーク」、12工場加盟。中国7つ(2025年10月3日)
今回新たに加盟した工場は、以下の23工場。
- カール・ツァイス・ビジョン(中国・広州市)
- Hisense Visual Technology(中国・青島市)
- ACG Packaging Materials (インド・シルワール)
- ブリストル・マイヤーズ・スクイブ(米国・デベンズ)
- EVE Energy(中国・荊門市)
- Faurecia Automotive Systems(中国・塩城市)
- Ford Otosan(トルコ・イェニキョイ)
- Haier Strauss Science&Technology(中国・青島市)
- HiTHIUM Energy Storage Technology(中国・重慶市)
- Huafon Chongqing Spandex(中国・重慶市)
- Kunlene Film Industries(中国・蘇州市)
- Michelin Shenyang Tire(中国・瀋陽市)
- Siemens Numerical Control(SNC)(中国・南京市)
- SOCAR Carbamide(アゼルバイジャン・スムガイト)
- ユニリーバ(インド・ポンディシェリー)
- Yueda Textile(中国・塩城市)
- Midea Kitchen&Bath Appliances(中国・蕪湖市)
- ユニリーバ(中国・合肥市)
- 寧徳時代新能源科技(CATL)(中国・宜賓市)
- Foxconn Industrial Internet(ベトナム・バクニン省)
- ユニリーバ(インド・ガンディダム)
- AUO Corporation(中国・蘇州市)
- シュナイダー・エレクトリック(中国・武漢市)
WEFは、同ネットワークの年次報告書も発表。今回の加盟で、全加盟工場数は前回の201から224に増加し、30カ国以上、40以上の業界にまで拡大した。2025年には、評価カテゴリーに生産性、サプライチェーンのレジリエンス、サステナビリティの3つに加え、顧客中心主義、人材の2つのカテゴリーを追加した。
同報告書では、加盟拠点からの知見を基に、運用レジリエンス、AIを活用したコグニティブネットワークの構築、パイロットから企業全体へのスケールアップの3つのテーマに関して報告している。
またWEFは、AIを活用した新たな産業インテリジェンスプラットフォーム「Lumina」を発表した。過去8年間に蓄積された同ネットワークのデータを統合した意思決定プラットフォームであり、1,000以上の成功した変換事例やインサイトの提供と、測定とベンチマーク機能を提供。知識とデータを組み合わせて提供することで、投資の優先順位付け、ユースケースの拡大、よくある失敗例の回避等を支援する。
同プラットフォームのデータセットから得られた知見では、成功した変革の94%が複数のテクノロジー領域を組み合わせており、AIはIoT、クラウド、デジタルツインと併せて導入されることが最も多かった。これらを人材育成やサステナビリティ戦略と統合させた拠点は、同業他社と比較して平均16%以上高いパフォーマンスを記録していた。
日本の加盟は前回同様、日立製作所の日立工場、P&Gの高崎工場、GEの日野工場の3工場のみ。そのうちP&G高崎工場はサプライチェーン全体での第4次産業革命を狙う「End-to-Endライトハウス」に認定されている。一方、中国は前回までの85工場から99工場に増加した。
【参照ページ】Global Lighthouse Network Recognizes 23 New Sites, Launches AI Platform for Industrial Transformation
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