
飲料世界大手仏ペルノ・リカールとシンガポール低炭素・低廃棄輸送技術ecoSPIRITSは5月28日、世界中の飲食店での再利用可能な瓶「ecoTOTE」利用で、5年間の販売ライセンス契約を締結したと発表した。
同社は2022年3月、香港及びシンガポールにおける瓶や二次包装等の製造・輸送に関する廃棄物と、二酸化炭素排出量削減での協働を発表。同年後半には、シンガポールでも実証を行っている。
【参考】【香港・シンガポール】ペルノ・リカール、低炭素・低廃棄型ガラス瓶へ転換開始。ecoSPIRITS(2022年3月15日)
今回締結するグローバル契約では、瓶再利用スキームを、キューバで初展開。同国サンホセ・デ・ラス・ラハスにある同社蒸留酒「ハバナクラブ」の蒸留所に、使用後のecoTOTEの回収・充填所「ecoPLANT」設置した。同アクションでは、プレミアムスピリッツの包装・容器、流通に関連する温室効果ガス排出量を88%削減し、廃棄ガラスを99%削減できる。
【参照ページ】Pernod Ricard partners with EcoSPIRITS for global expansion of circular spirits distribution
【画像】Pernod Ricard
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