
欧州証券市場監督局(ESMA)は12月13日、デジタル欧州単一電子フォーマット(ESEF)規則に基づく、企業のサステナビリティ報告のデジタル開示制度開始に向け、ルール案を公表した。2025年3月31日までパブリックコメントを募集する。
EUの会計指令では、EU企業サステナビリティ報告指令(CSRD)で指定された事業者に対し、欧州単一電子フォーマットを規定する「規制テクニカル基準」が指定した電子報告フォーマットで報告書を作成することを義務付けている。それにより、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に基づくサステナビリティ報告書と、EUタクソノミー規則第8条に基づく開示は、XHTML形式で公開され、インラインXBRL(iXBRL)タクソノミーを使用して作成することが必須となっている。
今回のパブリックコメントでは、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)に基づくサステナビリティ報告書と、EUタクソノミー規則第8条に基づく開示の具体的な実施ルールや、IFRS連結財務諸表注記に対するマークアップ方法の改定の内容等を説明している。
また、企業の財務情報とサステナビリティ情報の内容は、機関投資家へのアクセス性を高めるため、将来「欧州単一アクセスポイント(ESAP)」に統合されることとなっており、ESAPに関する規制テクニカル基準の改正案も示されている。
ESMAは2025年第3四半期に最終報告書を公表し、テクニカル基準案を欧州委員会に提出して承認を得る予定。
【参照ページ】ESMA consults on proposals to digitalise sustainability and financial disclosures
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