
欧州委員会は12月18日、2023年の各国・地域の企業研究開発(R&D)投資額を発表した。EUは2013年以来初めて米国と中国の成長率を上回った。
欧州委員会は、2004年から企業研究開発投資統計「EU産業研究開発投資スコアボード」を2004年から毎年公表している。2024年版では、世界の研究開発投資上位2,000社とEUに拠点を置く上位800社の最新の2023年度財務報告を分析。当該企業は、世界の民間研究開発資金の85%から90%を占めている。
今回の発表では、2023年のEUの民間研究開発成長率は9.8%で、米国が5.9%、中国が9.6%、日本が7.1%、その他が9.1%だった。全体シェアでは、米国が42.3%、EUが18.7%、中国が17.1%、日本が8.3%、その他が13.6%。
企業毎では、上位50社が投資の40.1%を占め、そのうち11社がEU企業。また、ソフトウェア、ICTハードウェア、ヘルスケア、自動車が世界の研究開発投資の4分の3以上を占めている。自動車産業では、2023年にEU企業が業界内の研究開発投資の45.4%を占め、米国や日本の同業他社と比較して2倍以上、中国の競合他社と比較して3倍以上を投資していた。
ソフトウェアでは、米国企業が70%を占め圧倒的。中国がその後を追う。米国企業は、半導体製造で世界的な存在感を高めている韓国と台湾の大手企業が存在するICTハードウェア分野でも、研究開発投資の43.3%を占めている。
ヘルスケアでは、米国企業が52%。一方、研究開発投資上位企業では、中国企業の社数が10年間で13社から63社に増加し、EUの64社に迫っている。
【参照ページ】EU companies top US and China counterparts in R&D investment growth, breaking decade-long trend
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