
EVバッテリー世界大手韓国LGエナジー・ソリューションは4月29日、フランスの金属廃棄物リサイクル大手デリシュブールと合弁企業を設立し、最先端のバッテリーリサイクル工場を建設する計画を発表した。
同工場では、バッテリー製造工程で発生するバッテリー廃棄物や廃EVバッテリーの放電、解体、破砕等の前処理回収を実施。2026年にフランス北部ヴァルドワーズ県ブリュイエール・シュル・オワーズに建設され、2027年に操業開始予定。
バッテリー廃棄物はLGエナジー・ソリューションのポーランド施設から回収。廃EVバッテリーは、デリシュブールがフランスとその周辺国から回収、提供する。デリシュブールは世界中に285カ所以上、フランスに200ヶ所以上の回収拠点を保有している。
同工場では、前処理で抽出された様々な金属成分を含む「ブラックマス」から、リチウム、ニッケル、コバルト等の主要なバッテリー原料を回収。LGエナジー・ソリューションのバッテリー生産に再利用される。処理能力は年間最大2万t以上。
今回の協業により、欧州におけるバッテリーのクローズド・ループ型資源循環システムの構築を加速させるとともに、LGエナジー・ソリューションは原材料調達の安定化とバリューチェーン競争力の強化を目指す。また、2031年から販売バッテリーの再生素材含有率が義務化される欧州バッテリー規則要件にも対応する。
両社は今後も、戦略的パートナーシップを強化し、バッテリーリサイクル事業における協業を拡大していく考え。
【参照ページ】LG Energy Solution Establishes Battery Recycling Joint Venture with Derichebourg
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