
米国におけるプラスチック容器・包装リサイクル推進6団体は4月30日、プラスチック容器・包装のリサイクル可能性向上を目的としたタスクフォース「Packaging Recyclability Advancement Task Force」を設立したと発表した。
同タスクフォースに加盟したのは、グリーン・ブルー、米国プラスチック協定、リサイクリング・パートナーシップ、リサイクルド・マテリアル・アソシエーション(ReMA)、北米固形廃棄物協会(SWANA)、プラスチックリサイクル協会(APR)。参加組織は、デザイン・ガイドライン、リサイクル可能性ラベリング、インフラ、政策、最終市場開発等の専門知識を共有し合う。
同タスクフォースでは、リサイクル可能性の向上のため、容器・包装とリサイクルのバリューチェーン全体から知見を収集し、ブランド・オーナーが利用可能な明確で実践可能なガイドラインを開発する。多くのプラスチック容器・包装は技術的にリサイクル可能だが、回収方法の不整合、選別能力の不足、最終市場の需要の弱さ等、様々な課題により大規模なリサイクルが困難な状況にある。
ガイダンスの開発では、米国でリサイクル可能製品の共通ラベルを推進している「How2Recycle」のリサイクル可能性評価フレームワークと、リサイクルリング・パートナーシップのPathway to Circularity Frameworkを活用。より高い有効なリサイクル率の達成、地域ごとのプログラムでの受け入れ拡大、より高いHow2Recycleのリサイクル可能性カテゴリーへの移行等における課題を特定する。
具体的には、ブランド・オーナーがリサイクル可能性を高めるための具体的な行動ステップ、主要なリサイクル可能性基準における最低基準値、プロセスで関与すべき組織の方向性、必要なリサイクル可能性基準が満たされていることを確認する方法等を提案する予定。
初期段階は、歯磨き粉等に使用されるPEスクイズチューブと、焼き菓子や惣菜等の商品包装に使用されるPET熱成形容器の2つに焦点を当てる。How2Recycleの評価では、PEスクイズチューブは可燃ごみとして捨てる「Not Yet Recyclable」、PET熱成形容器は地域のリサイクルプログラムを確認して捨てる「Check Locally」であり、米国では6割以上がリサイクル可能なことを示す「Widely Recyclable」や店舗で収集可能な「Store Drop-off」ではない。
今後、初期段階の2形式だけではなく、多様な包装形式のリサイクル可能性向上を対象としていく。
【参照ページ】Paving the Path to Higher Recyclability: New Task Force Aims to Improve Strategic Packaging Recyclability
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