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【シンガポール】ネステ、DHLエクスプレスにSAF供給拡大。2026年までに7400トン

 フィンランド石油化学大手ネステは7月15日、ドイツ運送大手DHL子会社DHLエクスプレスのシンガポール・チャンギ空港発の国際線向けに、持続可能な航空燃料(SAF)を提供すると発表した。

 DHLは、2050年カーボンニュートラル目標を設定。2030年までの中間目標として、ラストマイル配送車両の3分の2を電動化し、すべての輸送手段において持続可能な燃料割合を30%以上に引き上げる。

 DHLとネステは2025年2月、DHLグループの目標達成に向けて、ネステから年間約30万tのSAFを段階的に購入すること、また、植物油や廃食油と水素を高温高圧で反応(水素化処理)させた合成燃料であるHVO(水素化処理植物油)を100%使用した再生可能燃料の事業導入検討に関する提携について発表していた。

 今回の発表では、ネステの世界最大のSAF製造施設であるシンガポール製油所で生産された「Neste MY Sustainable Aviation Fuel」を、2025年7月から2026年6月までの間に7,400t供給。ネステが同製油所から従来のジェット燃料と混合したSAFをチャンギ空港に直接配送。SAFの混合比率は35%から40%。チャンギ空港にあるDHLの南アジアハブを拠点とし、週12便で同空港を出発するDHLエクスプレスのボーイング777貨物機5機に使用する。

 同製品は国際民間航空機関(ICAO)の国際航空カーボンオフセット・削減スキーム(CORSIA)に対応済み。今回の取引は、航空貨物部門でアジア最大級のSAF取引となる。シンガポールからアジア、南北アメリカのフライト向けにDHLがSAFを直接調達するのは初。シンガポールでは2026年以降、すべての旅客機と貨物便でSAFの使用率を1%にすることを目標としている。

【参照ページ】Neste to supply sustainable aviation fuel (SAF) to DHL Express at Singapore Changi Airport in one of the largest SAF deals in the air cargo sector in Asia 【参照ページ】Neste and DHL Group to tighten collaboration to reduce logistics emissions

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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