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【国際】FAO、世界食料価格指数、植物油と肉類が上昇。乳製品も高止まり

 国連食糧農業機関(FAO)は8月8日、世界の食料価格指数「FAO食料価格指数」の7月統計を発表した。主要穀物や砂糖は価格が減少しつつあるが、植物油と肉類や乳製品では価格が高騰してきている。

 7月のFAO食料価格指数は、130.1で、前月比1.6%増。主に植物油と肉類の国際価格の上昇が要因。FAO食料価格指数は、価格が大幅に高騰した2022年3月のピーク時との比較では18.8%低いが、前年同月比では7.6%上昇した。

 FAO植物油価格指数は、166.8で前月比7.1%増。3年ぶりの高値を記録した。パーム油、大豆油、ひまわり油で価格が上昇。パーム油価格は、世界的な需要の堅調さと競争力の向上により上昇し、大豆油は、北南米でのバイオ燃料部門の需要により価格が上昇した。ひまわり油では、黒海地域での輸出が減少したことにより上昇した。一方、菜種油は、欧州での新作物の供給が始まったことにより価格が下がった。

 FAO肉価格指数は、127.3で、前月比1.2%増。こちらでも過去最高を記録した。要因は、中国と米国からの輸入が堅調なことにより、牛肉と羊肉の価格が上昇。鶏肉でも、鳥インフルエンザに苛まれていたブラジル産が主要な取引相手国からの輸入が再開したことが大きかった。一方、豚肉価格は、EUを中心に世界的な需要の減少と供給過剰により価格が下がった。

 FAO乳製品価格指数は、155.3。前月比0.1%減だが、過去1年間上昇が続いており、高止まりしている。バターと乳粉の価格は、アジアからの輸入需要の鈍化と輸出供給の過剰により下落した。一方、国際的なチーズ価格は、アジアと中東市場での強い需要とEUでの輸出逼迫により上昇した。

【参照ページ】FAO Food Price Index edges up in July

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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