スウェーデンに本拠を置く食品加工処理、紙容器充填包装システムの世界的なリーディングカンパニーのテトラパックは10月16日、業界初となる、100%植物由来の再生可能なパッケージ素材でできた容器を発表した。
この新しいTetra Rex® 容器は、FSC(Forest Stewardship Council:森林管理協議会)認証を受けている板紙と、サトウキビからつくられた植物由来・低密度のポリエチレン(LDPE)フィルムと植物由来・高密度のポリエチレン(HDPE)でできている。
テトラパックでマーケティング・製品管理の副責任者を務めるCharles Brand氏は「環境面に優れた製品の開発はテトラパックの戦略において最優先事項のひとつだ。我々はサプライヤー、顧客、その他のステークホルダーと協力しながら、100%再生可能なパッケージの実現を目指して業界をリードしている。再生可能なパッケージを増やしていくことは環境に優しいだけではなく、我々の顧客の製品の環境面における競合優位性の構築にも繋がる」と語った。
テトラパックによれば、この新たなTetra Rex容器は、バイオポリマー製造企業のリーディングカンパニーBraskem社との提携のもと、2015年の初めに販売開始の予定とのことだ。
テトラパックは世界170ヶ国以上に顧客を持ち、80ヶ国で23,000人の従業員を抱えるパッケージング・ソリューション分野のリーディングカンパニーだ。同社は“PROTECTS WHAT’S GOOD™"というモットーを掲げており、サステナビリティの分野でも業界を牽引する存在となっている。
【企業サイト】Tetra Pack
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