
中国銀行大手の中国銀行は5月31日、サステナビリティボンドを30億香港ドル(約420億円)発行すると発表した。サステナビリティボンドは、グリーンボンドとソーシャルボンドの双方の性格を持つ債券で、アジア域内での発行は今回が初。同時にグリーンボンドも10億米ドル(約1,100億円)発行する。
発行するサステナビリティボンドは年限2年で、中国銀行の香港法人が香港市場で発行する。ガイドラインとして、国際資本市場協会(ICMA)のグリーンボンド原則(GBP)とソーシャルボンド原則(SBP)に準拠した。使途は、グリーンプロジェクトとして風力発電と地下鉄建設、ソーシャルプロジェクトとして政府援助学資ローン、スタートアップ企業個人ローンによる雇用創出、家族経営農業や小規模農業。調達資金は2年以内に該当プロジェクトの資金として活用するが、規模が大きいため満額が使途に充当されるまでの一定期間、非金融機関発行のグリーンボンド、ソーシャルボンド、サステナビリティボンドに投資することを許容した。セカンドオピニオンは中国のEY。中国では4大監査法人系がセカンドオピニオンを提供することが多い。
一方、グリーンボンドは年限3年と年限5年の2種類あり、中国銀行のロンドン法人が英国市場で発行する。同行がオフショア市場でグリーンボンドを発行するのは今回が4回目。使途は、再生可能エネルギー、地下鉄建設、環境汚染防止。セカンドオピニオンは中国のEY。同ボンドは、気候債券イニシアチブ(CBI)のグリーンボンド基準(CBS)認証を取得し、CBIからのお墨付きも得た。
【参照ページ】Bank of China Plans to Issue its first Sustainability Bond in Offshore Markets
【参照ページ】Bank of China Plans to Issue its fourth Green Bond in Offshore Markets
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