総合電機世界大手韓国のLG電子は5月20日、2030年までに全世界での事業所からの二酸化炭素ネット排出量をゼロにする「ゼロ・カーボン・2030イニシアチブ」を発足したと発表した。自社の二酸化炭素排出量を50%以上削減するとともに、京都議定書のクリーン開発メカニズム(CDM)を活用し、カーボンオフセット認証(CER)を購入する。
今回の発表では、同社の全世界事業の二酸化炭素排出量について、2017年の200万tから2030年末までに96万tに半分以上減らす。手段としては、工場での省エネを徹底するとともに、再生可能エネルギー電力を調達する。
CDMは、発展途上国での二酸化炭素排出量削減に寄与するプロジェクトにより創出されたカーボンクレジットを購入することでオフセットできる仕組み。同社は2015年に家電工場向けに初めてCERを購入。2018年末までに合計34万t文のCERを購入してきた。
【参照ページ】LG COMMITS TO CARBON NEUTRALITY BY 2030
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