
オーストラリア資源採掘大手South32は8月22日、気候変動への懸念により、投資家からの化石燃料エクスポージャー低減圧力が強まった場合に備え、ヨハネスブルグに本拠を置くSeriti Resourcesに南アフリカの一般炭事業を売却する協議を進めていることを明らかにした。同事業の売却については、同社は昨年から言及。今回、取引額こそ明らかにしなかったが、頭金を抑えた繰延払いスキームを導入すると語った。
South32が抱える石炭採掘事業については、ノルウェー公的年金基金GPFGは、6月にノルウェー国会で採択された厳格なESG投資ルールに従い、South32の株式を売却しなければならない可能性があると述べていた。
同社は、米中貿易摩擦の煽りを受けアルミニウム価格が下落した結果、予測を上回る25%の年間利益減を報告。5.8%の株価安となった。市場全体では0.4%増の中、同社の株価は過去2年以上で最低値を記録した。RefinitivのIBESデータによると、一時的な影響を除いた同社の基礎収益は、アナリストの予測の10億4,000万米ドルを下回り、9億9,200万米ドルにまで減少している。
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