豪包装大手アムコアは6月29日、低炭素包装材製造スタートアップ英Kelpiと、紙製包装向けの次世代バリア材の開発で協働すると発表した。包装材の性能とサステナビリティを高めるコーティング技術の検証を進める。
今回の協働では、アムコアの研究開発チームが、Kelpiの独自の海藻由来コーティング技術プラットフォームを評価。同技術は、紙製包装で求められるバリア性能と、リサイクル工程との適合性を実現するよう設計された。アムコアは同技術の潜在的なメリットとして、化石燃料由来原料への依存の低減、再生可能資源の利用拡大、カーボンフットプリント低減への寄与等を挙げた。
紙製包装では、バリア性能、高速生産への適合性、循環性等の要件を同時に満たす必要がある。アムコアは、同技術について、加工適性、ガス・水分バリア性能、紙リサイクル性を組み合わせる可能性があると評価。エレン・マッカーサー財団が2026年3月に示した紙ベース軟包装のイノベーション加速の要請にも対応し得ると説明した。
両社は今後、アムコアの紙製包装ソリューション「AmFiber」の選択肢拡大に加え、幅広い消費財分野の顧客向けに、商業的に実用可能で拡張性のあるソリューションの評価を進める。
【参照ページ】Amcor partners with Kelpi to advance next-generation barrier materials for fiber packaging
【画像】Amcor
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