国連食糧農業機関(FAO)と卸売市場の業界団体「世界卸売市場連合会(WUMW)」は10月22日、パートナーシップ契約を更新し、新たに3年間の食品ロス・食品廃棄物削減プロジェクトを実施すると発表した。
同パートナーシップは、農作物の生産・流通過程で発生する食品廃棄物の削減を目指す。今回のパートナーシップは、卸売市場向けの行動規範も策定する予定。
WUMWは1958年に発足。欧米、中国、インド、メキシコ等の卸売市場管理機関が自主的に加盟している。米国では、デトロイトやメリーランド州の卸売市場が、英国では、ロンドン中央市場、バーミンガム卸売市場、ニュー・コベントガーデン市場等が、フランスでは、リオン、ナント、グレノーブル、ボルドー等の卸売市場が、韓国はソウルの卸売市場管理会社SAFFが加盟している。現在の会長は、中国農業卸売市場協会(CAWA)の会長が務める。日本から加盟している卸売市場はない。
【参照ページ】FAO and World Union of Wholesale Markets team up to combat food loss and waste
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