社会インパクト推進国際ネットワークSocial Value International(SVI)は3月27日、企業・団体のマネジメント認証「ソーシャル・バリュー・マネジメント」の改訂版を発表した。同認証は2018年1月の開始以来、初の改訂となる。
ソーシャル・バリュー・マネジメント認証は、企業・団体の活動を通じ、創出される社会的価値のマネジメント能力を測定、認証するもの。レポート上で開示されたパフォーマンス以外に、組織の能力、データ収集・分析・意思決定のプロセス等が評価される。認証には、「コミット」「導入」「マネジメント」の3段階ある。現在の認証済組織は、レベル3が1、レベル2が1、レベル3が7。
今回の改訂は、同団体の最新基準や、認証改善、認証済み企業への支援を目的としたもの。SVIは、自社のインパクト・マネジメント・プロジェクトおよび国連開発計画(UNDP)の「SDGインパクト」プログラムの一環として今回の改訂を実施した。また、あらゆるセクターが利用できるよう、言語を見直し、価値創出の「マネジメント」能力により焦点を当てた。
今回同時に、同認証のガイダンス文書も更改。「ソーシャル・バリューとは」「自社活動によってソーシャル・バリューを享受する人」がセクションとして追加された。それに併せメソドロジーも改訂され、ベストプラクティスとの整合性もあるものとなったとした。
【参照ページ】Announcing the updated Social Value Management Certificate
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