投資運用世界大手米ノーザン・トラストは8月20日、同社の投資リスク・分析サービス部門を通じて、アセットオーナー向けのESGリスク・エクスポージャー分析サービスを提供すると発表した。その一環で、環境データ報告サービスも新たに創設する。
環境データ報告サービス「ESG Insights: Environment」では、カーボンフットプリント等の幅広い環境ファクターのデータを分析した結果を提供し、アセットオーナーが投資意思決定や委託先運用会社とのエンゲージメントにおいて環境データを高度に考慮できるようにする。また、アセットオーナーが、自身の環境データ情報開示をする際にも活用できるものにする。
他にも、ファンド単位の環境リスクの深堀り分析や経年推移分析や、国連責任投資原則(PRI)等のフレームワークとの整合性チェックにも使える情報を提供し、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)フレームワークにも則しているという。
同社は4月にも「ESG Insights: Ratings Summary」サービスの提供を開始しており、「ESG Insights」サービスシリーズの拡充を今後も実施していくとみられる。
【参照ページ】Northern Trust Enhances ESG Analytics Capabilities with New Environmental Data Categories
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