
食品世界大手米カーギルと英船舶風力活用型推進技術開発BAR Technologiesは10月28日、フィンランドの造船Deltamarinと協働し、最先端の風力推進技術を活用した船体開発プロジェクトを開始すると発表した。
同プロジェクトは、現在まだ設計段階だが、2022年までに商業輸送の開始を目指す。船舶の甲板には、BAR Technologyの高さ45mの風力推進用の帆「WindWings」を導入予定。帆の数は、船舶の大きさに合わせて調整する。風力を活用するこで、二酸化炭素排出量を最大30%削減できるという。他社からのプロジェクト参画も募集している。
今回カーギルが協働するBAR Technologiesは、セーリング世界チャンピオンのベン・エインズリー氏が結成した団体「BenAinslie Racing(BAR)」から派生し、2016年に設立。ヨットレースに関する高い設計知識や専門技術、知的財産権等を有する。
海運業界は、2030年までに平均二酸化炭素排出量を、2008年比40%削減し、2050年までに70%削減にすることで国際合意。カーギルは、荷主の世界最大手の一つとして、Global Maritime Forum(グローバル海事フォーラム)や、パリ協定に基づき、海運での二酸化炭素排出量を測定・削減していくことにコミットする「Sea Cargo Charter(海運貨物憲章)」に署名。他の多くの業界リーダーと協働し、二酸化炭素排出量削減を推進している。2019年には、マースクや三井物産とも協働を発表している。
【参考】【国際】三井物産、カーギル、マースクタンカース、海運のCO2削減で提携。2050年までに50%削減 (2019/10/15)
【参照ページ】Cargill and BAR Technologies combine world-class yacht racing design and technology using wind propulsion to reduce carbon emissions
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