サスティナビリティを推進する団体、Green AmericaがTSCA(有害物質規制法)更新の要求を発表した。
TSCAは1976年に適用されたが、その後改正されることなく未だに適用され続けている。明らかに現代にそぐわない本法律は以前から問題視されていた。本要求は化学物質の規制を行い、より安全に企業が製品を生産させる土壌を作ることが目的。Green Americaは「万が一の時に国家は国民を守る義務がある。しかし、現在のTSCAではそうするだけの基準を満たしていない」と主張した。
人権法など1世紀も前に制定されながら内容が大きく変化する必要のない法とは異なり、TSCAは、科学技術の進歩や新たな物質の発明により、恒常的に改正が必要とされる性格の法だ。40年近く遵守されていたTSCAだが、時代遅れとなった法は、現代のシーンに見合ったものに見直される必要がある。
【団体サイト】Green America
【発表の詳細はコチラ】Safer Chemicals Biz Petition
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