エネルギー世界大手英BPは2月15日、2030年までに米国での電気自動車(EV)充電スタンドの整備に10億米ドル(約1,350億円)を投資すると発表した。同社は、米レンタカー大手ハーツと協働し、米国主要都市での急速充電スタンド導入を進める意向も示した。
【参考】【アメリカ】政府、EV充電スタンド整備補助金にも「バイ・アメリカン」。企業も整備に自主協力(2023年2月16日)
同社は現在、全世界でEV充電ステーションを22,000ヵ所で運営。2030年までに全世界で100,000ヵ所以上、そのうち約90%を急速充電または超高速充電に対応させる目標を掲げている。またハーツは、2024年末までに保有車両の4分の1を電気自動車(EV)に転換することを目標としている。両社は、2022年9月にEV充電ステーション「bp pulse」導入に関する覚書(MOU)を締結しており、今回具体化された形。
【参考】【アメリカ】ハーツ、BP製のEV充電ステーションを500店舗に導入へ。レンタカーのEV転換(2022年9月29日)
両社は今回、アトランタ市、オースティン市、ボストン市、シカゴ市、デンバー市、ヒューストン市、マイアミ市、ニューヨーク市、オーランド市、フェニックス市、サンフランシスコ市、ワシントンDC等を対象に、EV充電スタンドを導入。急速充電スタンド設置場所には、ロサンゼルス国際空港(LAX)等も含まれ、ライドシェアやタクシー運転手、レンタカー利用者、一般消費者等にサービス提供する。
【参照ページ】bp plans to invest $1 billion in EV charging across US by 2030, helping to meet demand from Hertz’s expanding EV rentals
【画像】BP
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