アメリカでヒスパニック系支援で大きな影響力を持つ団体Hispanic Association on Corporate Responsibility(HACR)は、「2013年のコーポレート・ガバナンス研究(Corporate Governance Study)」と題してレポートを発表した。その中で、過去20年の間、『フォーチュン500』企業において、ヒスパニックの役員はほとんど増加していないということを明らかにした。
- Fortune500の5,511の役員ポストのうちラテン系が占めるのは僅か37
- Fortune500でヒスパニック系役員の占める割合はわずか3%
- Fortune500のうちの350社にはヒスパニック系の役員がいない
- Fortune500のうちヒスパック系のCEOはわずか10人
- Fortune500で2人以上のヒスパニック役員がいる会社は4%

ダイバーシティ(多様性)の議論には、性別、LGBT、民族など幅広いテーマがある。ダイバーシティと企業価値向上との因果関係については企業価値を向上させるという説、企業価値を低下させるという説、企業価値とは無関係という説などが以前アカデミックな世界でも飛び交っている。HACRは、人口比率に対して役員に占めるヒスパックに系の割合が少なすぎると主張しているが、その背景には教育、機会など幅広い要因が考えられる。HACRの主張を、割合が少ないことに対する不満とだけみず、役員が少なすぎるという結果をもたらしている社会構造への問題提起と捉えれば、納得がいく。
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