シェリーワインの世界的なワイナリーであるスペインのGonzález Byass社は、同社が今後5世代に渡って栄え、その次の5世代も持続可能な存在としていくため、”5+5 地球への配慮”というサステナビリティに関するコミットメントを発表した。
マヌエル・マリア・ゴンサレスが1835年に創業して以来、同社は自然環境保護の重要性を意識。代を重ねるごとに関心は高まりを見せ、継続的な改善を通じた環境保全の思想は全従業員にまで浸透してきている。さらに今回のコミットメントにより、責任ある天然資源の消費を通して、ローカル・グローバル双方への環境に利益を意識し、環境を配慮しバランスある成長を目指す考えが謳われた。
“5+5”で宣言された環境配慮は、ブドウ畑、ワイナリー、サプライヤー、製品デザイン、顧客への流通までの企業活動の全域を包括している。具体的な取り組みとしては、10項目が掲げられ、大気への物質排出量の削減、エネルギー消費の削減、クリーンエネルギーの使用拡大、水消費量の削減、活動によって発生する廃棄物量の削減、サプライヤーとの契約およびエコデザインの支援等、農場での持続可的な農業運営の方策が盛り込まれた。さらに、生物多様性の保護、従業員や社会に関するコミットメントも項目に加えられている。
【企業サイト】González Byass
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