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用語集

エシカル(Ethical)

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 エシカル(Ethical)とは直訳すると「倫理的な」「道徳上の」といった意味ですが、近年、英語圏では、環境や社会に配慮していることを表す形容詞として使われるようになりました。日本でもよく聞かれるEthical〇〇としては、Ethical Fashion(エシカルファッション)、Ethical Jewelry(エシカルジュエリー)、Ethical Consumerism(倫理的な消費活動)やEthical investment(倫理的な投資)などがあります。

背景

 企業活動、消費活動の裏にひそむ世界的な児童労働問題、低賃金による労働者の搾取、貧困などの問題、環境破壊が一向に解決しない中、こうした問題を引き起こさない「倫理的な」企業活動、消費活動をおこなおう、という意識から欧米で「エシカル」という形容詞に新しい意味付けがされました。近年一般的になり、特に「エシカルファッション」については大手ファッションブランドも取り組み、エシカルファッションショーも頻繁におこなわれており、大きなうねりとなっています。 また、日本では2007年に公開されたレオナルド・ディカプリオ主演映画『ブラッド・ダイアモンド』はダイヤモンドの裏に潜む社会問題を描いており「エシカルジュエリー」に対する世の中の問題意識を高めました。

「エシカル」な商品とは

 下記のような取り組みをしている商品は「エシカル」と言えます。簡単に言えば、商品を作られる時に関わる全ての人、ものが幸せな商品のことです。

  • 自然環境に負荷をかけないオーガニック素材や天然・リサイクル素材を使用した商品
  • 商品開発に置いて動物実験をおこなっていない商品
  • 対等なパートナーシップに基づいた取引。フェアトレードや労働者への十分な賃金支払いなどがおこなわれている商品
  • 伝統技術を伝え、未来に伝える取り組みとなっている商品
  • 何らかの社会貢献活動につながる(寄付などを含め)商品

批判・課題

 コナーウッドマン著の『フェアトレードのおかしな真実-僕は本当に良いビジネスを探す旅に出た』には「エシカル」の明確な定義がされないまま、実態をともなわない宣伝・集客文句として使われている、という批判があります。 実際「エシカル」と称されるビジネスをおこなっている人々の中にも、ロハス、エコのように『エシカル』という言葉も使われていくうちに意味が変わってしまうかもしれない、という懸念も聞かれます。 今後はマスコミ、業界や市民団体が協力しながら「エシカル」が独り歩きし、違う意味にならないように、定義づけをおこなっていく必要がありそうです。

「エシカル」のこれから

 批判、課題はあるものの「エコ」「ロハス」といった環境への配慮だけを表す言葉に比べ、環境問題を含む幅広い社会問題への配慮をたった一言で言い表せる「エシカル」という言葉は、使い道が多いです。

 すでに、エシカルビジネス、エシカル消費、エシカルコーポレーション、エシカルハッカー、エシカルコンシューマーなど様々な新語が出てきており、今後、ますます「エシカル」という言葉は広まっていきそうです。

参考文献、参考URL

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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