CSRソフトウェアの提供を手がける米Good Done Greatは2月8日、従業員の寄付やボランティア活動、企業の助成金プログラムやイニシアチブを一括して統合管理できるクラウドベースの企業向けCSRプラットフォーム、GDG2.0を公表した。
この新たなCSRプラットフォームにおいて統合された報告機能を活用することで、企業は自社の寄付プログラムや従業員ボランティア活動など様々なCSRプログラムが特定のコミュニティや地域で生み出しているインパクトを簡易にシームレスな形で測定し、ステークホルダーに対して効率的かつ最も適した形で報告できるようになるという。
Good Done Greatの共同創業者兼CEOを務めるEarl Bridges氏は、「これまで、自社のCSRプログラムを統合したいと考える企業は、助成金プログラムや従業員のボランティア、寄付などプログラムによって異なるテクノロジーソリューションに悩まされてきた。それが、彼らが社会にもたらしたインパクト全体について、人の心を動かすようなデータに基づくストーリーで伝え、測定することを難しくしていた」と語る。
GDG2.0はこうした企業のCSRプログラム管理における課題の解決に向けて開発されたもので、GDG2.0に含まれるThe Give and Volunteerアプリケーションには、従業員の寄付マッチング依頼や給与控除、ボランティアイベントへの参加申し込み、ボランティア助成金への応募、スキルベースドボランティアへの参加機能などが用意されているという。
Good Done Greatは現在フォーチュン500の企業を含む75社以上の企業に対してCSRソフトウェアソリューションを提供しており、2012年には認定Bコーポレーションとなっている。同社の提供するプラットフォームは世界の企業の250万人以上の従業員に利用されており、米国内外の65,000のNPOが恩恵を受けているという。
企業らによるCSRプログラムの進化や拡大に合わせて、それらを支援するソフトウェアやツールの市場も拡大している。GDG2.0のようなテクノロジーを活用することで、企業は自社のCSRプログラムを効率的に管理し、ステークホルダーとのコミュニケーションやプログラムの質を高めていくことができる。CSRのレベルを一段上げたい企業はぜひこうしたソフトウェアやツールの活用を検討したいところだ。
【参照リリース】Good Done Great Launches the Only Fully Unified Corporate Social Responsibility Technology Suite
【企業サイト】Good Done Great
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