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【シンガポール】持続可能なパーム油生産、大気汚染防止を掲げる新たな企業連盟が発足

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 国際環境NGO世界自然保護基金(WWF)のシンガポール支部は6月27日、持続可能なパーム油の生産を増やし、大気汚染や森林破壊を防止するための新たなアライアンス「The Singapore Alliance for Sustainable Palm Oil(持続可能なパーム油のためのシンガポール連盟)」を設立した。創設者メンバーには、WWFシンガポールの他、ユニリーバ、ダノン、アヤム・ブランド、IKEAと、シンガポールの環境NGO、Wildlife Reserves Singaporeの5社が参加している。

 持続可能なパーム油の分野では、すでにRSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)が知られており、パーム油生産における環境破壊を最小限に止め、天然資源の保護に努めている。WWFシンガポールの発表では、今回設立された「持続可能なパーム油のためのシンガポール連盟」は、RSPOの活動と競合するものではなく補完するもので、RSPOではミッションとしていない大気汚染の防止に主眼を置いているという。

 同連盟は、活動を通じ、シンガポールで販売される全てのパーム油をサステナブルなものに変えていくことを目標に掲げた。消費者が持続可能なパーム油をわかりやすく選択できるよう表示方法も工夫していく考えだ。

【参照ページ】Singapore companies form alliance to tackle haze pollution and deforestation

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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