
世界銀行グループの国際復興開発銀行(IBRD)は8月12日、中国の中央銀行である中国人民銀行が世界銀行が中国国内市場で計画している特別引出権(SDR)建て債券の発行を許可したと明らかにした。中国人民銀行からSDR建て債券発行を認められたのは今回が初めてのケース。世界銀行は世界GDP第2位となった中国で20億SDR(約28億米ドル)の債券発行を行う予定。具体的な発行タイミングや償還期間は市場環境を観て判断する。中国投資家は人民元で支払いが可能。主幹事はHSBC。法律アドバイザーは香港・北京に本拠地を置くKing & Wood Mallesonsが務めた。
世界銀行グループは国際資金市場で毎年500億から600億米ドルの資金を調達している。すでに20通貨以上の債券を発行しているが、今回中国国内市場でSDR建て債券の発行に漕ぎつけたことでさらに大きな資金調達チャネルを獲得した。SDRは1969年IMFによって作られた国際準備資産。現在、米ドル、ユーロ、中国人民元、日本円、英ポンドの5通貨で構成されている。
【参照ページ】World Bank Approved as the First SDR Bond Issuer in China
【参照ページ】WORLD BANK (‘IBRD’) LAUNCHES FIRST EVER RMBSETTLED SPECIAL DRAWING RIGHTS (‘SDR’) BOND PROGRAMME
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