【国際】コカコーラ、事業利用以上の水資源をコミュニティに還元する目標を達成 2016/09/16 最新ニュース

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 米コカ・コーラと同社の世界中のボトラーパートナーは8月29日、同社が世界中で事業利用した水資源量以上の水資源を自然やコミュニティへ還元する目標を達成したと発表した。このような目標を達成した企業は、Fortune 500企業の中では同社が初。同時に、事業での水効率化への取組結果も発表し、2015年度は単年度で2.5%水使用量を改善し、2004年度以降累積で27%の改善を成し遂げたと発表した。

 同社は、国際環境NGOのThe Nature Conservancyの協力を受けながら、Limno Tech社が独自に開発した手法に基づき水使用量実態のレビューを行い、デロイト社が第三者評価を行ってきた。2015年度では合計で1,919億リットルの水資源を自然やコミュニティへと還元していることがわかり、この量は2015年にコカ・コーラ社の飲料製品の115%に相当する結果となった。同社は、現在71ヶ国で248の水に関するコミュニティ・パートナーシップ・プロジェクトを展開中で、水の安全性の確保や水系の保護などを実施している。同社は世界中に市場を拡大していく中で、水へのアクセスが難しい地域で、水資源を人々や自然環境に提供していく仕組みを今も考案中。横展開しやすい手法を見出すことで、まだまだスケール拡大していきたいとしている。

 世界で863の工場を持つ同社は、量や質、水資源を扱うインフラ設備といった複数の観点から、水資源の持続可能な供給を可能にできるオペレーションを遂行ことを意思決定し、各事業主体に要求している。同社は、排水による環境悪化などをもたらしていないかにも非常に敏感になっており、完遂できていない工場に対しては、「Source Water Protection Plan」を策定し実施することを厳しく課しているという。

 同社この分野で非常に多くの企業やNGO、政府機関とパートナーシップを結んでおり、パートナーには、Global Environment & Technology Foundation(GETF)、Millennium Challenge Corporation、The Nature Conservancy、国連開発計画(UNDP)、UN-Habitat、米国国際開発庁(USAID)、WaterAid、Water and Sanitation for the Urban Poor(WSUP)、Water for People、WWF、World Visionなどがある。現段階では、ウォーターフットプリントには、同社が購入する農作物など他の資源の生産に係るヴァーチャル・ウォーター分は含まれていないが、今後はこれにも視野を向けていく考えを伺わせた。

【参照ページ】Coca-Cola is the First Fortune 500 Company to Replenish All the Water it Uses Globally

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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