
食品世界大手カーギルは2月7日、国際カカオイニシアチブ(ICI)と協働し、両者が共同で取り組んでいるコートジボワールでの児童労働撲滅プログラムを拡大していくことを発表した。コートジボワールにあるカーギルのサプライチェーン全体で、児童労働の関与を監視するシステム「児童労働監視改善システム(CLMRS)」を導入する。
ICIは、カカオ農園から児童労働を撲滅するため、食品メーカー、米国政府、ILO、労働組合、NGO、消費者団体などが2002年に共同で設立した組織。発足当初からカーギルも同イニシアチブに参加している。ICIは、2016年9月から、カーギルに原料を納品している農家の中から「優秀農家」を選抜し、農家の生活や経営データを携帯電話を通じて収集しながら、児童労働の危険性を伝えるプログラムを実施。今回カーギルが導入する監視システムも、ICIがカーギルとの協働の中で開発してきたもので、運用をカーギルが企業内部で実施できるようにすることで、カーギルの事業活動の中に組み込むことを目指す。ICIは、他の食品メーカーにも、CLMRSの導入を呼びかけている。
【参照ページ】Cargill and the International Cocoa Initiative on a journey to improve the lives of children
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