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【国際】FIFA、新たな人権ポリシーを制定。大会建設現場での人権保護と選手の差別禁止を強化

 国際サッカー連盟(FIFA)は6月8日、同連盟の人権ポリシーを改定し、ビジネスと人権に関する指導原則に沿う新たな人権ポリシーを発表した。FIFAは2016年4月に人権コミットメントを制定した後、人権コミットメントを具現化させる人権ポリシーの策定を、FIFA事務局とFIFAガバナンス委員会を中心に行っていた。新人権ポリシーは、FIFAの人権諮問理事会と、国際機関、労働組合、NGO、大学、FIFAスポンサーなど幅広いステークホルダーによってレビューされ、今年5月のFIFA理事会で承認された。

 FIFAは、2018年開催のロシア大会、2022年開催のカタール大会に向けた建設プロジェクトで、多くの人権侵害が報道されている。このような背景もあり、2016年2月にFIFAは組織の最高規程であるFIFA憲章を改定し、第3条で「FIFAは国際的に認知されている全ての人権を尊重することにコミットし、これら人権の保護を促進することに尽力する」と規定。これにより、人権保護はFIFAの活動にとっての重要な原則の一つと位置づけられた。そして、同年4月に人権コミットメントを制定、そして今回、新人権ポリシーが制定された。

 新人権ポリシーは、全13条で構成。前半の7条は、先に制定した人権コミットメントの内容となっており、第8条から第13条までが「人権アプローチ」の項目で、人権保護を実現していくための4つのアクションの柱が記載されている。4つの柱は、「コミットと導入(Embed)」「認識と対応」「保護と救済」「エンゲージとコミュニケーション」。内容は、大会建設プロジェクトでの人権保護を強化するとともに、競技中の選手に関する人権侵害や差別を予防するものにもなっている。

 FIFAは、今回の新人権ポリシー公表と同時に、2016年4月の人権コミットメント制定後今日までの1年間のFIFAの人権への取組状況をまとめた報告書「Activity Update Report」も発表した。

【参照ページ】FIFA publishes landmark Human Rights Policy 【人権ポリシー】FIFA’s Human Rights Policy 【報告書】FIFA ACTIVITY UPDATE ON HUMAN RIGHTS 【FIFA憲章】FIFA STATUTES

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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