国連グローバル・コンパクト(UNGC)は2月2日、海洋保全のためビジネスアクションイニシアチブ「Business Action Platform for the Ocean」を発足した。企業や、NGO、国連、政府が一体となりアクションを起こしていく。UNGCは、国連持続可能な開発目標(SDGs)達成に向けたアクションプラットフォームを組成しており、今回の活動もその一環。
同イニシアチブの最初の政府参加国はノルウェー。同イニシアチブの発足発表も首都オスロで行われ、企業、国連、政府関係者、NGO等40名が出席した。ノルウェーの領海は領土の6倍。石油や漁業、海運で国内で21万4,000人が雇用されている。
世界の海洋関連ビジネスは今後も発展を続け、2030年までに4,000万人分の雇用を生み出すと予測されている。一方で、海洋酸性化や海洋ごみ問題、乱獲等の大きな問題も抱えている。今後、規制強化だけでなく、積極的な民間投資やイノベーションも必要となる。同イニシアチブは異業種間のパートナーシップを形成していく。
【参照ページ】UN Global Compact announces new Business Action Platform for the Ocean
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