インドネシア政府は2月22日、米ドル建てグリーンボンド国債を12.5億米ドル(約1,300億円)発行した。グリーンボンド国債の発行は世界で5カ国目、アジアでは初。またイスラム国家であるインドネシアの国債は、スクーク(イスラム債)の形で発行されるが、グリーン・イスラム国債の発行としても世界初。
同グリーンボンド国債の償還期間は5年。使途は再生可能エネルギー、環境配慮型交通インフラ、廃棄物管理、グリーンビルディング等。投資家需要は旺盛で、最終的に利回りは3.75%に抑えられた。ブックランナーは、HSBC、シティグループ、CIMB、アブダビ・イスラム銀行、ドバイ・イスラム基金の5行。レギュレーションS/ルール144Aの適格債券として発行された。
インドネシア政府は同時に、10年イスラム国債を17.5億米ドル発行した。利回りは4.40%。
グリーンボンドの発行は、ポーランド、フランス、フィジー、ナイジェリアに次いでインドネシア政府が5カ国目。
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