フランス公的年金基金FRR(フランス年金準備基金)は4月25日、欧州及び仏小型株企業を対象としたアクティブ型ESG投資運用の委託先募集を開始した。一部の運用会社のみに公募への参加を呼びかけた。2018年3月末の運用資産総額は360億ユーロ(約4.8兆円)。
委託募集案件は2つ。欧州の小型株対象の11億ユーロ(約1,500億円)と、フランス小型株対象の6億ユーロ(約800億円)。いずれの案件でも、銘柄戦隊過程でのESG基準設定、投資先企業へのエンゲージメント実施、気候変動の考慮の3点が要求される。
[2019年7月31日追記]
FRRは5月21日、委託先運用会社を発表。欧州小型株では、JPモルガン・アセット・マネジメント、アクサ・インベストメント・マネージャーズ、BNPパリバ・アセット・マネジメント、FIL Gestionの4社が、仏小型株では、HSBCアセットマネジメント、Amiral Gestion、Sycomore Asset Management、BFT Investment Managersの4社がマンデートを獲得した。
【参照ページ】European and French small capitalization equities
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