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【国際】RepRisk、石炭火力発電に関するリスクレポート発表。バングラ、インド、米国を分析

 ESGリスク情報提供世界大手スイスRepRiskは6月19日、石炭火力発電に関する特別リスクレポートを発表した。バングラデシュ、インド、米国の3カ国が過去2年間最も石炭火力発電に関するESGリスクが高かったとし状況を分析した。

 バングラデシュは、今後全国で23GWの石炭火力発電所を建設する計画を表明しており、2022年までに石炭火力発電の電源割合は現状の2%から50%を超える見込み。燃料となる石炭は、マングローブの湿地帯を通過して海運輸送されており、漁業関係者が漁獲量の減少を訴えるとともに、マングローブ林の減衰のおそれがあるという。

 インドでも同様に、短期的に石炭火力発電が増強される計画で、2022年までに100億米ドルが投下され、全国に石炭火力発電が370基建設される。インドでは、大気汚染による健康被害が増加しており、今後大きなリスクとなる。

 米国では、石炭火力発電からの排水による河川の石灰汚染が深刻化しており、米環境保護庁(EPA)は37州で200ヶ所で汚染が発生していると発表している。

【レポート】Coal-fired Power Plants

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株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

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