世界銀行グループは9月26日、海洋環境汚染防止、漁業管理、沿岸部の持続可能な経済成長に向けた新たな信託ファンド「PROBLUE」を設定したと発表した。世界銀行グループ以外からも出資を募る。
今回のファンドは、「漁業・養殖管理」「プラスチックを含む海洋汚染脅威への対応」「観光業、海運業、洋上再生可能エネルギー等の持続可能な発展」「政府のキャパシティ・ビルディング」の4つのテーマを定め、必要な分野にファイナンスしていく。世界銀行グループは、海洋経済分野プログラム「Blue Economy」をすでに立ち上げており、PROBLUEもその一環として展開する。Blue Economyは、すでに合計37億米ドルのプロジェクトに投資しており、別途15置億米ドルについても現在投資を検討している。
PROBLUEには、世界銀行グループからは7,500万米ドルを出資。ノルウェー政府も1,500万米ドル、カナダ政府も5,000万米ドルの出資を発表した。他にも、ドイツ、スウェーデン、アイスランド、欧州委員会への出資を表明し、デンマークとフランスも出資を検討中とした。
【参照ページ】World Bank Announces New Global Fund for Healthy Oceans
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