インパクト投資運用米Circulate Capitalは10月25日、海洋プラスチック対策ファンドを近々組成し、すでに約9,000万米ドル(約100億円)の出資が集まっていることを明らかにした。出資者は、ペプシコ、P&G、ダウ、ダノン、ユニリーバ、コカ・コーラ・カンパニー等。国際環境NGOのOcean Conservancyも運営に協力する。ファンドは2019年前半に組成する。
Circulate Capitalのファンドは、海洋プラスチック問題への対策に資する廃棄物管理やリサイクル関連のスタートアップ企業に投資するとともに、政府やNGOの活動を巻き込み慈善団体の資金や技術支援も提供していく。政府やNGOからの支援を引き出すことで、民間投資のインセンティブを高めるユニークな取組で注目を集めている。
特に海洋プラスチック問題が深刻な南アジア及び東南アジアを主な対象とする。
【参照ページ】Circulate Capital Announces US$90 Million in Expected Funding To Combat Ocean Plastic
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