Skip navigation
サステナビリティ・
ESG金融のニュース
時価総額上位100社の96%が
Sustainable Japanに登録している。その理由は?

【日本】太陽生命、日本郵船にグリーンローン20億円提供。メタノール主燃料船の新建造が使途

 日本郵船は12月27日、太陽生命保険からメタノール燃料船建造資金を使途とする20億円のグリーンローン借入を決定した。融資期間は10年。グリーンローンは、環境分野に使途を限定する融資で、英Loan Market Association(LMA)と香港に本部を置くアジア太平洋地域業界団体Asia Pacific Loan Market Association(APLMA)が2018年3月に国際ガイドラインを策定した。

【参考】【国際】LMAとAPLMA、環境融資の国際ガイドライン「グリーンローン原則(GLP)」策定(2018年3月26日)

 今回のグリーンローンの使途は、同社初のメタノール専用船の新規建造費。主燃料を重油からメタノールに切り替えることで、大気汚染の原因となる硫黄酸化物(SOx)排出量を約99%、低硫黄燃料油と比べても発電機を含めた船舶全体で約75%削減でき、2020年から始まる国際海事機関(IMO)の硫黄分濃度規制をクリアできる。また、同様に大気汚染の原因となる窒素酸化物(NOx)、粒子状物質(PM)等の排出量も低い。グリーンローンに対する第三者評価では、日本格付研究所(JCR)が最上位評価である「Green1」を付与した。

 新造メタノール船は、韓国の現代尾浦造船で造船され、2019年に竣工予定。載貨重量は約49,000t。

【参照ページ】グリーンローンでメタノール燃料船を建造

author image

株式会社ニューラル サステナビリティ研究所

この記事のタグ

Sustainable Japanの特長

Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。

  • 時価総額上位100社の96%が登録済
  • 業界第一人者が編集長
  • 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
  • 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする

※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら

"【ランキング】2019年 ダボス会議「Global 100 Index: 世界で最も持続可能な企業100社」"を、お気に入りから削除しました。