資源世界大手豪BHPと三菱商事豪子会社Mitsubishi Developmentは6月20日、省エネや炭素回収・貯蔵(CCS)等の二酸化炭素排出量削減技術の分野で協働する覚書を交わした。今後具体的な協働分野を模索していく。BHPの国別の取引額では日本が第2位。
BHPは目下、リチウムイオン電池で走行する軽量電気自動車の研究や、蓄電施設付きの太陽光発電所の導入、鉄鉱石や鉄鋼分野でのCCS開発で北京大学と3年間のパートナーシップ締結等、複数の取り組みを走らせている。カナダでは、石炭火力発電所にCCS設備を商業導入するアクションもスタートさせた。大気中から直接二酸化炭素を回収する技術の開発を進めている。炭鉱でのメタンガス漏出を測定するプロジェクトもオーストラリア連邦科学産業研究機構(CISRO)とともに発足させた。
【参照ページ】BHP and Mitsubishi Development Pty Ltd sign up to reduce greenhouse gas emissions
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