米サンフランシスコ国際空港(SFO)は8月13日、8月20日から空港内でのペットボトル水販売・提供を禁止すると発表した。小売事業者だけでなく、レストラン、空港ラウンジ、自動販売機が対象。製品では浄化水、ミネラルウォーター、炭酸水等全て水製品が対象となる。替わりにリサイクル可能なアルミ缶、コップもしくはBPI認証を取得した堆肥化可能な容器でのみ提供が許可される。
同空港は、サンフランシスコ市政府が運営。2016年には、2021年までに埋立廃棄物をゼロにする目標を掲げていた。今回のペットボトル水禁止は、ペットボトル以外の代替手段でも実現可能と判断したため。同空港は、小売事業者に対し、代替品の提供企業や提供容器をまとめたリストを配布し、対応を支援した。また、利用客への対応として、空港内に無料のウォーターサーバーを設置していることも強調。マイボトルでの水補給を勧めた。
同空港によると、毎日ペットボトル水が1万本販売・提供されていたという。
【参照ページ】SFO to Prohibit the Sale of Water in Plastic Bottles Starting August 20th
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