国際オリンピック委員会(IOC)と化学世界大手米ダウは10月30日、二酸化炭素排出量削減アクションで、国際競技連盟10団体を表彰した。ダウは、ワールドワイドオリンピックパートナーに選定されている1社で、共同で二酸化炭素排出量削減の「IOC-Dow initiative」を推進している。
表彰された10団体は、国際馬術連盟(FEI)、国際スキー連盟(FIS)、国際ボート連盟(FISA)、国際ゴルフ連盟(IGF)、国際アイスホッケー連盟(IIHF)、ワールドラグビー(WR)、ワールドセーリング(WS)、ワールドテコンドー(WT)国際オリエンテーリング連盟(IOF)、国際サンボ連盟(FIAS)。評価は、事業運営やイベントを通じた二酸化炭素排出量削減努力をチェック。廃棄物削減や、資材、食品、設備等を含めたライフサイクル全体の観点も分析された。
表彰された10団体には、各団体の2019年の二酸化炭素排出量分のカーボンオフセットが授与される。但し、受け取るためには、2019年の二酸化炭素排出量と今後の削減プランをIOCに報告しなければならない。加えて、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が策定した「気候アクションのためのスポーツ原則」にも署名が義務付けられる。
【参考】【国際】スポーツ17団体、UNFCCC策定「気候アクションのためのスポーツ原則」に署名。IOC、FIFA等(2018年12月17日)
【参照ページ】IOC AND DOW REWARD 10 INTERNATIONAL SPORTS FEDERATIONS FOR TANGIBLE CLIMATE ACTION
Sustainable Japanの特長
Sustainable Japanは、サステナビリティ・ESGに関する
様々な情報収集を効率化できる専門メディアです。
- 時価総額上位100社の96%が登録済
- 業界第一人者が編集長
- 7記事/日程度追加、合計11,000以上の記事を読める
- 重要ニュースをウェビナーで分かりやすく解説※1
さらに詳しく ログインする※1:重要ニュース解説ウェビナー「SJダイジェスト」。詳細はこちら