
独フラウンホーファー研究機構の風力システム研究所(IWES)は2月20日、20MW級の風力タービンの実用化に向けた系統接続の法定実証試験環境を整備すると発表した。ドイツは、再生可能エネルギー割合をさらに高めるために洋上風力発電に注目。しかし既存の実証試験環境では15MW級が限界だったため、今回試験環境を新たに整備しにいく。
今回のアクションは、洋上風力発電の分野では風力タービンの大型化が進んでいることに対応するもの。同プロジェクトに「Mobil-Grid-CoP」という名称が付いており、ドイツ連邦経済エネルギー省が1,270万ユーロ(約15億円)の研究予算を付ける。
今回のプロジェクトでは、遠隔でのシミュレーションが可能となる。新設の試験環境では、系統の安定化のためのテストだけでなく、系統失敗や停電等の非常時の対応についてもテストできる。すでに世界中の業界関係者から注目を集めている。
IWESは現在、スタッフ約220人と学生約80人で構成。事業所は、ブレーメン、ブレーマーハーフェン、ハノーバー、ハンブルク、オルデンブルクにある。
【参照ページ】Research project aimed at boosting the grid compatibility of offshore wind turbines launched
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