事業電力を100%再生可能エネルギーで調達することを目指す国際イニシアチブ「RE100」は3月18日、日本での再生可能エネルギーの発電・調達状況に関するレポートを発表した。
今回のレポートは、RE100の運営パートナーであるCDPと、自然エネルギー財団が執筆した。RE100から再生可能エネルギーとして認められる再生可能エネルギーの基準は世界全体で一律だが、各国・地域では電力制度が異なるため、細部に関してはRE100としての適用範囲を各国・地域毎にまとめている。特に日本の電力制度は、欧米の制度と比べて特殊性が高い。今回のレポートは、日本の制度状況に即した形で、再生可能エネルギーとして認められる手法を整理した。
日本で活用できる手法としては、オンサイト発電、グリーン電力メニュー、エネルギー属性証明の3つを提示。エネルギー属性証明については、グリーンエネルギー証書(GEC)、再エネ起源Jクレジット、トラッキング付き非化石証書の3つを挙げた。またそれぞれについて活用している企業例も挙げた。
【参照ページ】再エネ市場概況レポート日本
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