中国国家統計局は4月17日、2020年第1四半期のGDPを発表。前年同期比で6.8%減とマイナス成長となった。1992年以来の最悪の水準。新型コロナウイルス・パンデミック対策で、武漢市や湖北省で大規模なロックダウンが発生。国内を封鎖したととも大きい。
業種別では、飲食・宿泊業が-35.3%と大幅に下落。卸売・小売も-17.8%、建設業-17.5%、運輸・物流業-14.0%となり、ロックダウンの影響が大きい業種でGDPが著しく下がった。一方、IT・通信は13.2%増、金融も6.0%増となり、自宅からでもアクセスできる業種は堅調な伸びを記録した。
それに先駆けて中国人民銀行は4月15日、1年物の中期貸出制度(MLF)を通じ、市中に1,000億元(約1.5兆円)を供給。それを受け、金利は従来の3.15%から過去最低水準の2.95%に引き下がった。
【参照ページ】2020年一季度国内生产总值(GDP)初步核算结果
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