健康ビルディングWELL認証管理団体米IWBIは4月24日、スポーツ・イベント会場施設の健康・安全評価格付サービス「WELL Health-Safety Rating for Facility Operations and Management of Sports and Entertainment Venues」を6月にリリースすると発表した。新型コロナウイルス・パンデミックやその後の健康・安全面に関心が高まっていることを背景に、科学的根拠に基づく評価サービスを開始する。
同評価格付サービスは、スポーツ・イベント会場施設のオーナーや管理会社に対し、健康・安全面でのガイダンスと第三者認証プロセスを提供するもの。世界保健機関(WHO)、米疾病管理予防センター(CDC)、米労働安全衛生庁(OSHA)、米国立衛生研究所(NIH)が発行している疾病・衛生関連のガイダンスを基にした。また、パンデミック後に組成されたIWBIのタスクフォース「Task Force on COVID-19 and Other Respiratory Infections」からも知見を得た。
【参考】【国際】IWBIの新型コロナ対策タスクフォース、参加専門家が460人以上に。日本からの参加ゼロ(2020年4月30日)
評価認証の取得では、管理ポリシーや管理アクション等を第三者評価機関に提出し、当該機関が評価、判断する。評価は年間更新が必要。
評価格付の策定では、米ニューヨーク・ヤンキース、米オーク・ビュー・グループ、米Jani-King International、米CAA ICON、元米公衆衛生局長官、LegendsのCEOや役員が共同議長に就任。数十人がアドバイザリー委員会のメンバーに選任された。
【参照ページ】International WELL Building Institute Launches WELL Health-Safety Rating for Facility Operations and Management of Sports and Entertainment Venues
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