
飲料世界大手蘭ハイネケンのハイネケン・アフリカ財団は8月26日、2021年に新型コロナウイルス感染症対策としてNGOに対し、500万ユーロ(約6.3億円)の支援を行うと発表した。第一ステップとして国際水NGOウォーターエイドおよび国際協力NGOワールド・ビジョンに対し、250万ユーロ(約3.1億円)を寄付。サブサハラ8カ国の社会的に弱い立場にあるコミュニティにおける水や衛生に関する情報へのアクセスを確保する。
【参考】【対談】水・衛生の分野で世界的な影響力を持つ国際NGOウォーターエイド 〜企業パートナーシップの状況〜(2020年8月21日)
同財団は、アフリカのサブサハラの人々の健康改善支援を目的とし、2007年に設立。資金面では、母体のハイネケンからの助成を受けるが、事業体としては同社と切り離され、NGOとして登記されている。理事会および諮問委員会の過半数は、外部専門家により構成。これまで、母と育児の支援、水と衛生(WASH)の改善に高い専門性を活かし、10カ国119プロジェクトを通じ、1,000万ユーロ(約13億円)を投じてきた。
アフリカでは、新型コロナウイルス感染症の患者が増加しており、官民連携が不可欠な状況。しかし、サブサハラ地域の多くの人々は、水や石鹸へアクセスできず、感染症対策として有効だとされる「手洗い」が出来ていない。
同財団は、ウォーターエイドおよびワールド・ビジョンと協働し、手洗いのための施設や、衛生情報を提供する健康センターを設立。感染拡大を受け、2021年上期に追加支援が必要な地域を検討予定だとした。
【参照ページ】The HEINEKEN Africa Foundation
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